離乳食はなぜ必要なの?どんな栄養素がいるの?毎日食べさせる?

離乳食の栄養
新米ママ

離乳食はなぜ必要なのでしょうか?
お料理苦手だし、時間がないし、準備が大変そうだし、できれば離乳食はやりたくないなぁ~なんて思ったりしているのですが・・・

管理人

そうね。気持ちはよくわかります。
「離乳食は必要なものなの?」「毎日食べさせる必要はある?」「可能なことなら離乳食初期はすっ飛ばしたい」な~んて、実は私も何度も思いました。

うしくん

離乳食は大変!ってイメージはたしかにあるよね。

管理人

でもね、ママは大変だなって思っても、赤ちゃんにとっては必要なものなの。
なぜ離乳食が必要なのか、一緒に考えていきましょう。

離乳食作りをスタートさせるには、色々な準備をしなければなりません。

調理器具、食器、作り方、食べさせ方、グッズなど、最低限のそろえるものや離乳食についての知識などが必要になってきます。

そして、離乳食作りでママがいちばん大変だなって感じるのが「下ごしらえ」だと思います。

大人が食べる料理とは違い、食材をやわらかくゆでてつぶしたり、裏ごししたり、小さく切ったりとひと手間もふた手間もかかります。

離乳食が赤ちゃんにとって、なぜ必要なのか?

毎日食べさせなくてはならないものなのか?

どんな栄養素が必要なのか?

という離乳食についての基本的なことを少しでも知れば、ママの中の「離乳食は大変だ!」と思う気持ちが少しは軽くなるはずです。

目次

離乳食は必要ない?なぜ必要なの?

なぜ?
管理人

ズバリ結論から。
離乳食は必要です!!

赤ちゃんにとって離乳食が必要な理由は、いくつかあります。

離乳食が必要な最大の理由は、「母乳やミルクでは栄養が足りなくなってくるから」です。

体が大きくなり、運動量も増えてくると、当然今までよりも沢山のエネルギーが必要になってきます。

そのため、母乳やミルクだけでは成長するための栄養素が足りなくなり食べ物(離乳食)が必要になってくるのです。

離乳食が必要な理由は、それだけではありません。

離乳食には様々な目的や役割があります。

離乳食の基本的な考え方については、「授乳・離乳の支援ガイド」というものにこう記されています。

厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」より

「離乳については、乳児の食欲、摂食行動、成長・発達パタンあるいは地域の食文化、家庭の食習慣等を考慮した無理のない進め方、離乳食の内容や量を、個々にあわせて進めていくことが重要である」

「子どもにはそれぞれ個性があるので、画一的な進め方にならないよう留意しなければならない」

「生活習慣病予防の観点から、この時期に健康的な食習慣の基礎をつちかうことも重要である」

厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04250.html

と示されています。

離乳食は、「とりあえず食べさせる」「栄養が不足してくるから」という理由だけではなく、色々な側面から考えなくてはならないものだということです。

管理人

ちょっと難しくなっちゃったかな?
わかりやすくまとめたページがこちらです。
 ↓↓↓
知っておこう! 離乳食の役割
この6つを頭の片隅に入れておくだけで、離乳食の考え方が違ってくるしヤル気も出てくると思います。

乳児期の発育と栄養

乳児期とは、赤ちゃんが誕生してから12ヶ月までのことをいいます。

乳児の時期は第一次成長期ともいわれ、赤ちゃんの身体の発達が最も盛んな時期でもあります。

1年間で、身長は出生時の約1.5倍体重は約3倍にも成長します。

この時期は発育が著しいため、栄養素やエネルギーも多くを必要とします。

だからこそ、乳児期の栄養不足は深刻な問題も引き起こしてしまうので、注意が必要です。

心身の成長だけではなく、脳の発育・成人後の健康状態にも影響を及ぼすこともあるとされるため、栄養不足には特に配慮しなくてはなりません。

新米ママ

脳の発育、大人になってからの健康状態にも影響があるって聞くと、「離乳食」のことを適当でいいや!なんて思えなくなりますね。

管理人

そうですね。離乳食は赤ちゃんにとって大切なものです。
成長するためにもその先の大人になってからも、将来にわたって健康に過ごすために必要不可欠なものでもあるんです。

離乳食は毎日あげなくちゃいけないの?

悩むママ
新米ママ

離乳食って作るのが大変じゃないですか。
毎日毎日、きちんとあげないとダメなのでしょうか?

管理人

毎日必ずあげないといけない!という決まりはないけれど、離乳食を開始させたらなるべく毎日同じ時間に食べさせてあげるのが理想です。

「必ず毎日」とはいかなくても、「出来る限り毎日」離乳食を食べさせてあげられるようにしましょう。

離乳食をスタートする頃の赤ちゃんは、生活リズムも出来つつある時期でもあります。

毎日同じ時間帯(離乳食初期なら午前中が理想)に食べるという習慣がつくのは、赤ちゃんの健康にもよいことです。

無理をしてまで毎日同じ時間帯に食べさせることはありませんが、赤ちゃんの体調や機嫌が良くママもあげられる状態なら、なるべく毎日食べさせてあげるといいですね。

赤ちゃんは母乳やミルクを「吸う」ことはできますが、食べ物を「かむ」「飲み込む」ことはできません。

食べ物を「食べる」ためには、練習が必要です。

離乳食を通じ、栄養摂取だけではなく食べることも練習しなければいけないのです。

赤ちゃんは、5~6ヶ月頃から1歳半になるまでの約1年間をつかって、食べる練習をしていきます。

発達や成長には個人差があるので、その赤ちゃんに合わせながら進めていきます。

赤ちゃんにも体調の悪いときやご機嫌ななめな時があるので、大人側が毎日離乳食を食べさせようと思っても、予定通りにいかないことだってあります。

それに加え、ママの気分で離乳食をあげたりあげなかったりすると、離乳食をあげる間隔が長くあいてしまいます。

最初は毎日1さじずつなので、ママも少し頑張って離乳食にトライしてみて下さい。

回数をこなしているうちに、赤ちゃんはゴックンするのが上手になってきますし、ママも離乳食の準備や食べさせることに慣れてくることで、「離乳食って大変だ」と感じなくなってくると思います。

新米ママ

毎日歯を磨くのが当たり前で面倒じゃないみたいに、離乳食も習慣化するってことですね!

管理人

そうそう!習慣化されると、次第に大変さはなくなってきます。
でも、ママだって体調の悪いときや、どうしても気分が乗らないとき・用事があるときだってありますよね。
そんな時は無理をせず、離乳食をお休みしても大丈夫!
無理をしないことが、毎日続けるコツです。

いつから栄養バランスを考えた離乳食にすればいいの?

野菜たっぷり

7~8ヶ月頃までは、食べることに慣れるのが大きな目的なので、栄養バランスや食べたものの量はさほど気にしなくても大丈夫です。

離乳食初期は、量も食べられないし食べられる食材の種類も少ないので、栄養バランスについてあまり深く考えなくてもO.K.

たとえ全く食べてくれない日があったとしても、母乳やミルクから栄養を摂取しているので心配はいりません

2~3日を1セットと考え、その中でなんとなくバランスがとれていれば大丈夫です。

エネルギーや栄養素のことを考えるよりも、食べ物に慣れてもらうことに重点をおいて下さい。

栄養バランスを考えた離乳食にするのは、1日3回食になる9ヶ月頃からです。

この時期には、母乳やミルクからよりも食事から栄養やエネルギーをとるようになります。

生後9ヶ月以降からは、栄養バランスにも気を配って献立を立てるようにしていきます。

その理由の1つとして、生まれる前にママからもらってきた鉄分が不足してくるからです。

鉄分不足について読んでおきたい「鉄不足には要注意!」の記事もおすすめです。

9ヶ月頃からの離乳食は、栄養がますます大事になってきます。

大人と同じように、主食(炭水化物)+主菜(タンパク質)+副菜(ビタミン・ミネラル)+汁物という献立を基本の形にしていきましょう。

もちろん、毎食3品を準備しなくても大丈夫です。

おかゆの中にお魚を含めたり、汁物の中にお野菜をたっぷりいれたりして主食に主菜や副菜を合わせてしまう方法もあります。

あまり神経質にならず、2~3日単位で栄養バランスを考えていきましょう。

タンパク質は赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素ですが、動物性タンパク質は赤ちゃんの体への負担が大きいので、早めに与えずその月齢の目安量を守るようにしましょう。

管理人

鉄分不足を補うためにも、レバーやひじきほうれん草・小松菜などを積極的に取り入れます。
赤ちゃんだけではなく、ママや家族も鉄分不足には気をつけましょう。

これだけは覚えよう!基本となる必要な3つの栄養素

女の子と野菜

赤ちゃんの健康な成長のためには、3つの栄養素が必要です。

基本的な栄養素の組み合わせを知っておくことで、バランスのとれた離乳食作りができるようにます。

新米ママ

栄養素って言われても・・・学校で習った記憶はあるけど、今はわすれてしまいました。

管理人

それはきっとみんな同じ! 聞けば少しずつ思い出すはずです。
赤ちゃんだけではなく、ママや家族の健康のためにもなるから、離乳食作りを機会に思い出しちゃいましょう。

1.炭水化物 → (主食)

体や脳を動かすエネルギーとなります。

ご飯、パン、めん類、いも類などに含まれ「主食」になる食材です。

糖質(デンプン質)を多く含み、体の中に入ると分解されてブドウ糖になり、体の成長や生命維持に必要なエネルギー源として働きます。

赤ちゃんが元気に活動するために必要な栄養素なので、毎食欠かさず摂るようにしましょう。

5~6ヶ月頃に与える食品目安「炭水化物編」

お米・じゃがいも
そうめん・うどん・パン
さつまいも・バナナ

2.タンパク質 → (主菜)

体を作るための栄養素です。

血液や筋肉をつくるもととなります。

肉、魚、卵、乳製品(牛乳・チーズ等)、大豆製品(豆腐・納豆など)に含まれ「主菜」となる食材です。

動物性タンパク質と植物性タンパク質をバランス良くメニューに加え食べるのが理想です。

2~3回食になったら、積極的に摂るようにしましょう。

5~6ヶ月頃に与える食品目安「タンパク質編」

豆腐・お麩
白身魚(かれい、ひらめ、たい、しらす)・鶏のささみ → 脂肪分の少ないものから
プレーンヨーグルト

3.ビタミン・ミネラル → (副菜・汁物)

免疫を高めたり、栄養の吸収を助けたり、体の調子を整えてくれる栄養素です。

副菜・汁物」となる食材に多く含まれています。

緑黄色野菜や果物に含まれるビタミンは、免疫力を高めてくれます。

青菜類や海藻類に含まれるミネラルは、歯や骨を丈夫にする働きがあります。

どちらも体の調子を整えるのに必要なものですが、体内で作り出すことができないものもありますので、意識的に摂るようにしましょう。

5~6ヶ月頃に与える食品目安「ビタミン・ミネラル編」

かぼちゃ・にんじん・大根・かぶ・たまねぎ
ほうれん草(葉)・小松菜(葉)・キャベツ・白菜
ブロッコリー・カリフラワー・きゅうり
果物

うしくん

栄養バランスを難しく考えないで、この3グループの食材を覚えるといいんだね☆

管理人

「主食」「主菜」「副菜」の3つの食材を毎回組み合わせることで、自然に3つの栄養素が摂れることになります!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

幼稚園教諭、保育士、4人の子どものママ。
男の子2人、女の子2人の4人を育てている。
重度の食物アレルギー・アトピー性皮膚炎持ちの子どもがいる。

年長・年中・年少の各学年の担任として、幼稚園で勤務。
留守家庭児童会にて勤務。
就学前の障害のある子どもの保育児童発達支援センターで勤務。
特別支援補助指導として中学校・高等学校で勤務。

コメント

コメントする

目次